2008年08月21日

小さな命の意味~不思議な出逢い☆

 先日のブログ(8/10.8/12)でご紹介したイラストレーターの梶山奈美さんと出逢うことになったきっかけと友人にプレゼントした絵について今日は詳しくお話したいと思います☆
 
 私がみいの妊娠中に以前の職場のお客様だったKちゃんママと偶然スーパーや同じ病院で再会して…その時彼女もご長男を妊娠中で予定日も近かったので…それから仲良くなって一緒にマタニティスイミングに通ったり、産後もベビーマッサージ&ママビクスに通ったりショッピングしたり等…彼女のおかげで私もマタニティ&育児休暇を楽しく過ごす事が出来ました♪
 アナログ人間だった私がブログを始めたのも、彼女が始めたブログの影響がきっかけ☆…昨年お互い仕事に復帰してからは忙しくなって、連絡をとったり逢う機会もめっきり少なくなってしまったのだけど、でも彼女のブログは時々チェックしてお子さんの成長や元気に暮らしてる様子を拝見して安心してました☆
 
 そしてしばらく前に彼女が二人目のお子さんを懐妊された事をブログを通じて知り、私も自分の事のように嬉しく喜んでいました☆(実は彼女には持病もあってその治療も急がなくてはいけない状況だったのですが、彼女は治療よりも先に二人目のお子さんを望んでたから喜びも倍増でした☆)
 私もお祝いのコメントを送って赤ちゃんの成長を楽しみにしてた矢先に…それまで順調だったお腹の中の赤ちゃんの心臓がある日突然動かなくなってしまった事を、またブログで知ってショックを受けました(>_<)二人の子供を順調に産んで育ててきた私にはとても信じられない出来事で…こんな時なんて言ったらいいのだろう?…いくら言葉を探しても見付からず、すぐに連絡して励ます事も出来ませんでした★
 
 この世の中で起る全ての事には意味がある…生の喜びがあれば死の哀しみもある…人生いい事もあれば悪い事もある…頭ではそうとは解っていながらも、でもどうしても心が納得出来ない事が多々あります★
 平凡だけど何の悪い事もしてない父がなぜ病気になって苦しみ死ななきゃいけなかったのか?…恐ろしい事件や事故が多い世の中で、ただ普通に歩いてた何の罪もない人がなぜあかの他人の欲望や家族の恨みによって殺されなきゃいけなかったのか?…そして今回も産まれて来るはずだった大事な命がほんのわずかな期間お腹にいただけで消えてしまった事に何の意味があるのだろうか?…いくら考えても答えが出ません★
 よほどこのブログを通じて皆さんにご相談してご意見を伺おうかと幾度も思ったけど…今一番辛くて乗り越えようと頑張ってるのは彼女なんだから、私が彼女のプライバシーに関わる事を勝手に公開や相談するわけにはいかない…と考えて、とにかく今は見守ろうと思いコメントを送りましたが、「ゆっくり休んでください」と月並みな事しか言えない自分にまたもどかしく、何か励ましてあげたいけどどうしていいかわからない…という気持ちで戸惑っていました(>_<)

 そんな頃にたまたま開いた新聞で…偶然にも友人と同じ頃に同じ辛い体験をされて、でもそれを乗り越えられて同じ状況の人を励まそうと絵を描かれた梶山奈実さんの記事を見かけて…命の尊さを訴えるその暖かい絵と言葉にもすごく感動して…「そうだ☆私の言葉の代わりに絵を描いてもらおう…この人ならきっと私の想いを伝えてくれる…逢いに行かなきゃ!!」といてもたってもいられなくなって気付いたら足が勝手に動いてました☆
 いつもは小さなことでも何かする前に「どうしよう?」と悩む優柔不断の私だけど…今回は大げさだけど何かすごい運命の流れみたいなのを感じたんです☆
 実際お逢いした梶山奈実さんは私の想像以上に素敵な方で、私のお願いも快く引き受けてくださり、「彼女の好きな蛙の絵にしてください」という我儘も聞いて一生懸命考えてくださいました☆
 そして出来上がって友人にプレゼントしたのがこの絵です(^_^)v
小さな命の意味~不思議な出逢い☆
 絵の引き取り時は奈実さんのご自宅にお伺いして、住所から友人宅と近いんだろうなあと思ってはいたけど実際ほんとにスープの冷めない距離でびっくり(^_^;)また不思議な運命を感じました☆
小さな命の意味~不思議な出逢い☆
 その足で友人を訪ねましたが、何の連絡もしてなかったからお留守で…そのままポストに入れて来ましたが…バタバタして手紙を付けたり差出人の名前を書くのをうっかり忘れてました(-_-;)
 でもまあそのうち気付いてくれるかなあ〜と気長に反応を待つ事にして…でも私は奈実さんに絵を注文する時に勝手にいきさつを話してしまって、奈実さんと友人の二人には多分忘れようとしている辛い事を思い出させてしまったかなあ〜私はもしかして自分の勝手な思いだけで大変あつかましい事をしてしまったんじゃないかなあ〜とちょっと後悔もして、だから彼女の反応を聞くまではすごく不安でした(>_<)
幸い友人は喜んでくれて、私のブログを見てすぐに気付いてお礼のコメントが来て、自分のブログでも紹介してくれました☆友人のブログ「ケロゆん(keroyun23)の日記」はこちら⇒http://plaza.rakuten.co.jp/keroyun23/diary/200808160000/

 そして奈実さんもやはり色々悩まれたのでしょう…「今回新聞に出した事、家族にも反対されて出して良かったのか後悔もしてましたが、Tさんが初めて新聞見て来てくれて、今迄身体の心配する人達ばかりだったから、心が伝わったようでほんとに嬉しい…」と喜んでくださり、お礼にと私にも絵を描いてくださり、子供達のイラストやご自身のイラスト入りのポストカードもくださいました☆
 そして私があつかましく宣伝したブログも見てくださったそうで、昨日はまたご丁寧にお礼の絵葉書が届いて感激でした☆
小さな命の意味~不思議な出逢い☆
「よろこべば よろこびごとが よろこんで よろこびをつれ よろこびにくる」(まき子)

 今回友人を励まそうというつもりが、逆に励まされたのは私の方です☆友人の出来事や奈実さんの記事(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/38182?c=210)がなければ気付かなかったかもしれない…命の尊さ・生きる意味・私達が無事に生まれて来れた事のすごさ・日々を元気で普通に暮らせる事がどんなに幸せな事か…
 「当たり前じゃないんだよ お水がこうして飲めること。当たり前じゃないんだよ お花がきれいに咲いていること。当たり前じゃないんだね。元気な赤ちゃんが産まれてくること。当たり前じゃなかったんだ。今を生きてるこの自分。当たり前なんじゃあなくて…私はとっても倖(しあわ)せなんだ」
当たり前じゃないんだよって…たくさんの大切な事を教えていただきました☆
 とっても不思議で素敵な出会いに感謝です(^_^)v






Posted by T&F(ふうちゃんママ)☆ at 23:47│Comments(9)
この記事へのコメント
ふうちゃんママさん(*´▽`*)

素敵な絵葉書ですね~~。ほんわかしててとっても心が温まります・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・

こんな素敵な絵葉書を書かれた奈実さんも、それを頂いたケロゆんさんも
本当に嬉しかったでしょうね~~。

そして、ふうちゃんママさんの温かい心使いにも感激したと思います^^
Posted by umi at 2008年08月22日 11:27
そうだったんですね。そんな経緯があったのですね。梶山さんの事を知りたくて新聞を見たのですが、福岡地区と筑後地区では若干内容が違うんですかね?分からなかったので、サイトで調べて分かりました。そして、お友達のkeroyunさんのブログを探して、やっと見つけて…病気の事、ちょっと他人事とは思えませんでした。人と人とのつながり…。最近、思うのです。どこかで何かしら誰かと何かが自分とつながっているみたいだと…。
あと…、意外と妊娠→出産を当たり前に考えている人が多いということ。一つの命を宿すということ、一人の人間が産まれるということ。なんかね、簡単なことのように思っている人が多く感じて私は悲しいです。だけど、ふうちゃんママさんがやった事で、元気出してもらえたようで良かったですねo(^-^)o
Posted by at 2008年08月22日 23:02
umiさんへ
たびたびありがとうございます☆お返事遅くなってすみません★
私はやっぱり何も出来ないのに何かしてあげたいなんて、自分の勝手な思いだけで行動するところがあるので、今回も余計なおせっかいをしてしまったんじゃないかと言う想いがずっとあったので、そんなふうに言ってくださるとおかげで気持ちが楽になります。
奈実さんの絵はほのぼのとしていて見てると不思議に心が優しくなれます☆これから折りあるごとにブログを通じて広めていくことが私に出来る御礼だ・・・とまた勝手ながら指名のように思っています(^-^)v

悠さんへ
ほんとに他人事なのに、梶山さんの記事も友人のブログもわざわざそこまで見てくださって嬉しいです。ありがとうございます☆
新聞は都市圏版のページだったので、やはり地区によって内容が違うんですね。こんな話題は全国版にでも載せてほしいです。携帯のサイトからだと有料ですよね・・・そこまでしてくださって涙が出るほど嬉しいです。
やっぱり色んな辛い体験をされてきた悠さんだからこそ、人の痛みや苦しみも感じて自分の事の様に理解できるのでしょうね。
私は昔は周りで友人が流産しても理解できずに何も出来なかったことを今になって後悔してます(><)生きてることは当たり前の事だと思っていて、恥ずかしながら命についてちゃんと考えられるようになったのはほんとについ最近の話です。
梶山さんの記事で流産は10人中1~2人と意外にも多い事を知りました。実は私も出来るならまだ子供は欲しいと思ってるので、どうしても人事じゃなく怖い気もしています(><)
一つの命が芽生えて生まれるって当たり前じゃなくてほんとにすごいことなんですよね・・・大事な事に気付かせてくれた友人と梶山さんとの出逢いに感謝して、この事を一人でも多くの方に知ってもらいたいと思って、悩みながらも今回思い切って公開してよかったです(^-^)v
Posted by ふうちゃんママ at 2008年08月23日 07:31
書こうか迷ったのですが…お友達と同じ病気の人と付き合っていました。だから、その人も先生から『子供は欲しいだろぅから、クスリを飲み始める前に作った方がいい』と言われた話や治療費が莫大にかかる話やどうして自分が病気なのか…。だから男女問わず、辛い病気だという事を痛感しています。だから、お友達の話は他人事とは思えず…。結局、その人とは別れてしまいましたが、今の彼には悪いけど心のどこかでその人を思い続けている部分もあり、その人を忘れる事はないでしょう。いずれ肝臓ガンに進行します。それが分かっていながら別れた私は…ひどい人。支えてあげる事が出来なかった…。幸いお友達には支えてくれるご家族が居るようですね。よかった。そしてふうちゃんママさんも居てよかった。話それたみたいで、ごめんなさい。
Posted by 悠 at 2008年08月23日 21:39
実は私は、最初にできた子供は流産してしまいました。周りの人からは生きる力がなかったから仕方なかったんだと言われましたが、私は自分を責めずにはいられませんでした。今でも思い出すと悲しくなります。性別もわからず、名前もなく死んでしまった子供の事を思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
人の笑顔っていいですね。周りの人の笑顔で私も救われました。今、タケにもいっぱい笑顔をもらってます。お友達もいっしょだと思いますよ。
Posted by もりもりもりもり at 2008年08月23日 23:36
悠さんへ
たびたびありがとうございます☆そしてまたまたビックリです★私達の体験して来た状況っていったいどこまで似ているんでしょう・・・???
病気の種類は違うけど、私のもと旦那にも持病があって、それも簡単に治るような病気でもなくずっと治療を続けていたから・・・ただでさえ結婚を反対されてた状況で親にも心配かけれなかったから、私はその事を親にも友人にも誰にも言えずにずっと苦しんでました。(もちろん話したところで病気が治るわけでもなかったですが・・・)
結婚中に病気が悪化して入院して、私一人で家族を養っていた時期もあります。私が独身時代に貯めていたわずかな貯金や結婚や出産で頂いたお祝いも全部使い果たしてしまって、日々の食事をとるのさえもやっとの状態だった。
それでも愛情があるうちは病気も貧しい生活も苦にはならず、まだ頑張れたのですが・・・色んなことがあって別れを決意しました。病気以上に彼はとても心が弱い人だったから・・・私がそばにいて支えてあげなかったら彼は死んでしまうかもしれない・・・それがわかっていながら私は見捨てたんです。
そしてやっぱり彼は(病気のせいではなく)死んでしまった・・・だから私が彼を追い詰めて殺したといっても決して過言でなないんです。勿論生きていたとしても彼の影にずっと脅えてビクビクしながら暮らさなきゃいけなかったから、子供の幸せのためにも死んでくれてよかったと思ってるひどい私です。
平凡で温かい家庭の幸せを望みながらも、時々やっぱり私だけが幸せになったらいけないんじゃないか・・・とふと考える事があります。いくら考えたところで簡単に答えが出るような問題じゃないんですけどね・・・。
でも悠さんに出逢えて、こうやって胸のうちに押し込んでた話をすることが出来て、おかげでやっと心が楽になりました。悠さんも逢ったこともない私を信頼して、辛かった事を話してくださり、私の事も親身になって考えてくださるのはとっても嬉しい・・・。
人生の選択で何が正しかったのかなんて一生わからないのかもしれないけど、でも悠さんも彼も生きてるのだから、終わった事をいつまでも後悔しないで、これから幸せになる道を選ぶべきだと思います。お互い頑張って笑って生きていきましょう(^-^)v
Posted by ふうちゃんママ at 2008年08月24日 08:11
もりもりさんへ
私のブログを見てくださって、貴重なコメントありがとうございます☆
以前にもよかよかで3人目のお子さんを流産されたと言うお話を聞きましたが、こんなに身近にたくさんいらっしゃるくらい、現実に多い出来事なんだと改めて認識して、考えさせられました。
私の知人にも・・・一度流産して二度目の妊娠で早産で700グラムの小ささで産まれたけど、1週間で肺炎にかかり亡くなって、名前を付けてお葬式を出されたけどお人形のような小さな遺体を見て涙したことがあります。過去の中絶や流産が原因で不妊症になり、それでも妊娠を望んで莫大な治療費を払って頑張って不妊治療してる知人もいます。
私自身はそこまで辛い経験はなかったけど、次男が産後すぐ肺炎にかかって約二週間集中治療室の保育器に入れられ、1日たった1時間しか面会できず、母乳もあげられない状況がありました。
その時も原因がわからず何がいけなかったんだろうとやっぱり自分を責めて泣いてばかりいたから、もりもりさんの辛かった気持ちもほんの少しはわかるつもりです。お腹に赤ちゃんが出来た時から、私達はもう子供を想う母親なんですよね。
今はお互い元気な子供が無事に産まれて、毎日こうやって元気で笑って暮らせる事の幸せ(決して当たり前じゃない幸せ)に感謝しながら生きて、親として子供達にも命の尊さを伝えていけるよう頑張らなきゃいけないですね(^-^)v
Posted by ふうちゃんママ at 2008年08月24日 08:30
ふうちゃんママさん
あらためて、ありがとうございます。。
私の今回の出来事をこんなに深く考えて
くださって、とても心強い気持ちになれました。
そして、ブログも紹介してくださって・・
ありがとうございます。
実はここ数日、なかなかこのブログに遊びにいけず
自分のをチェックするのがやっとでした。
そしたら、この日付の足跡の件数が多くて・・
ふうちゃんママさんから飛んできてくださった
からだったんですね(^^)
皆さんのコメントを見て、さらに私もいろいろと
考えさせられたり、温かいお気持ちにまた
涙腺がゆるんだりしていました。
梶山さんのお写真をみて、背景の公園が
どこか、すぐにわかりました。
本当に私の家の近くなんですね(笑)
これはきっと運命??
ぜひ、一緒につれていってくださいね!!

周りのあたたかさに助けられ、
私もなんとか前を向いて生きていけています。
何にしても、当たり前ではないこと、
今回のことで気づかせていただきました。
「あれができない」「これもやりたいのに」と
不満だった時間も今では反省です。
これから先に自信あるわけでもなく、
そして完全に立ち直れたかといわれると
まだそうでもないかもしれませんが、
今、自分に与えられているこの状況を
ゆっくりと、大事にすごしていきたいとおもいます。
本当にありがとうございました!
Posted by keroyun23 at 2008年08月26日 23:24
keroyun23さんへ
お返事遅くなってすみません
こちらこそ勝手に紹介したのにお礼のコメントまでありがとうございます
やっぱりkeroyun23さんの優しい人柄や日頃の人との接し方によるものだと思うけど、ブログにもたくさんの優しいお友達が素敵な励ましのコメントくださってましたね☆
そして私もkeroyun23さんから影響されて始めたこのブログのおかげで、多くの仲間に出会えて、楽しい事は自分の事のように一緒に喜んでくれるし、色んな問題や悩みも親身になって考えてくれて…おかげで昔みたいに1人で落ち込んだり考え込む事もなくなって感謝してるんですよm(__)m
何かあってもこうやって打ち明けて、誰かに聞いてもらえる…自分は1人じゃないんだという安心感を感じて幸せな気分です(*^_^*)
そして単に子供達の出来事を残したい日記で始めたつもりが…いつの間にか命についてまで語り合うようになってしまった…でもそれは親として何よりも子供達に伝えなきゃいけない大切な事で…それを教えてくれたのもこのブログです☆
私達が悩んでる間にも子供達は前だけ向いて日々成長してます☆だから子供達の明るい未来を作るためにも、私達がもっともっと色んな事を勉強して頑張らなきゃいけないですね(^_^)v…落ち込んでる暇なんかないのが親ですよ(^_^;)
そして運命の出会いの梶山さんともきっと3人で逢わなきゃですね(*^_^*)
Posted by T&F at 2008年08月29日 12:58
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