2009年05月02日

みい特発性血小板減少性紫斑病★

 世間は新型インフルエンザの流行で騒いでるけど、我が家はみいの病気が発覚して大変(><)
1週間前の土曜日、パパが仕事だったのでみいは保育園に預けてりゅうだけ水虫と足イボの治療で皮膚科に行き、その後店に連れて仕事に出る予定だった。けど朝起きたみいを見たら数日前から身体にポツポツ出来てた小さな湿疹が気になって「また何かのアレルギーで蕁麻疹が出たかな?これくらいだったらたいした事ないと言われそうだけど念のため診てもらうかな?」と迷いながら皮膚科に連れて行った。けど10時頃中途半端な時間に行ったので、いつも患者さんが多い皮膚科は4時間かかってやっと診てもらえた。保育園の給食にも間に合わなかったので結局休んだ★
 そして先生はみいの身体を丁寧に見てくれて「これは湿疹ではなくて紫斑やね。詳しい検査をしてみないとわからないけど、多分溶連菌か何かの紫斑性アレルギーだと思う。溶連菌感染だったら抗生剤を飲まなきゃいけないから小児科に紹介状書いとくよ。」と思わぬ展開になってしまった。
 溶連菌感染は昨年みいの保育園でも流行ってたのでなんとなく知ってたけど、でもみいは最近特に発熱や変わった様子もなくずっと元気だったんだけどなあ~?!

 不思議に思いながらその足でかかりつけの小児科を訪ねたらいつも土曜日開いてるのにその日に限って午後休診★仕方なく月曜日の朝一で再度行った。そしたら小児科の先生はみいの身体を診て「これは紫斑ではなく出血斑やね~溶連菌でもアレルギーでもない。ようわからんからがんセンターで詳しい血液検査をした方がいい。」・・・湿疹→溶連菌が思わぬ展開でがんセンター??
 先生はすぐにがんセンターの小児科の先生に電話で依頼をしてくださって「がんセンターの小児科で血液を専門にされてる偉い先生やけど怖くないけんね。」と言って紹介してくれた☆

 そしてその足でがんセンターへ向かってすぐに検査☆土曜からの血液検査でみいはまた大泣きして可哀相だったけど仕方がない(><)廊下で検査結果を待ってたら、途中結果を見た先生が来られて「どうも血小板の数が少なくて貧血も出てるようですね~まだ詳しい成分検査をしてるからもうしばらく待ってください。」と言われて、私はまだよくわけわからないままうなずくしかなかった。
 検査で泣きくたびれたみいは寝てしまい、昼休みの静かな廊下で一人ボーッっと考えながら待ってた。なんだかよくわからないけどちょっと大変な病気みたい・・・でもなんで?今迄あんなに元気だったのに??・・・いくら考えてもわからず頭の中グルグル疑問符しか出てこない★
 
 そしてみいの病名は「ITP・・・特発性血小板減少性紫斑病」★
 特発性とは原因がわからないからそう呼ばれるらしいが、多くは何らかのウイルス感染によるものらしい。そして血小板の数が急激に減少するらしいけど、通常は11万くらい~子供は多くて40万近くある血小板が最初の検査でみいは26000しかなく普通の子供の約15分の1しかなかった★そして血を止める働きをする血小板が少ないということはちょっとした怪我や鼻血でも多量な出血になる。普通は怪我などで血が止まらなくてこの病気だとわかるケースが多いらしいが、みいの場合は皮下出血が多くてちょっと打ったりした痕があちこち紫斑(青アザ)になっている★
 けどみいの場合はまだ薬を使ったり特別な治療をしなくても自然回復出来る可能性があるらしく、数日置きの血液検査でしばらく様子をみようということで、怪我に気を付ければ普通通り生活してよいとのことで一安心☆それから3日後の検査では血小板が55000と倍くらいにあがってたので、慢性の可能性も低くおそらく急性(一時的)だろうと言われてまた安心☆☆
 でもほんとは数値がちゃんと回復するまで保育園は休んだ方がいいと言われたけど、連休の前後ただでさえ休みが多い最中にいつまでかかるかわからないのにそう何日も休むわけにはいかない★それで保育園の先生にも事情をお話していつもと変わらずみいは元気に保育園に通ってる☆
みい特発性血小板減少性紫斑病★みい特発性血小板減少性紫斑病★
 写真は2週間前くらいのみい・・・今も紫斑や血液検査で針を刺した痕がちょっと目立つ他は元気で、やっぱりそんなひどい病気には全然見えない。でも後から思い起こしてみれば、まだ病気とわかる前に最近ちょっときつそうによくゴロゴロしてたなあ~とかパパとも「みい顔色が青くない?」とかひどい青アザを見て「いつの間に打ったんだろう?」と話してたように思い当たるふしがあった。
 けどもっとひどい状態になる前に早く判ってよかった☆初日の検査で病気が判って結果を持って小児科に戻ったらM先生はすぐ皮膚科に電話をしてくださり、それから皮膚科に戻ったらN先生は「ビックリやね~普通はこれくらいの湿疹じゃわからないけどお母さんよく見つけたよ。がんセンターも近くでよかったね。」と言って最後に親指を立てグーのポーズでニッコリ☆・・・何も言わなくてもわかった。(病気がわかっていい病院にかかったからもう心配しなくても大丈夫だよ)それで今迄の不安がやっと消え涙が溢れそうに嬉しかった☆いい先生方に出会えてほんとによかった(*^-^*)

 それからりゅうの事でも色々あって、みいの病気の事も親達や友達に話したりここでアップするのもみんなに心配かけそうでどうしようかすごく迷ってた(><)でもやっぱりちゃんと正直に話して、こんな元気な子供たちでもある日突然こんなふうに病気になったりするんだってことやありのままの姿を知ってほしい☆
 私も今迄以上にもっと子供たちを気を付けて見て、また二人の様子や経過をアップしていくので、皆様今後とも宜しくお願いします(^-^)/



Posted by T&F(ふうちゃんママ)☆ at 23:12│Comments(4)
この記事へのコメント
みいちゃん大変でしたね。でも早期発見で良かった。やはり、ヘンだと感じたら病院に行ったほうが良いですね。先生に『このくらいで来ても』なんて言われるくらいが逆に安心かもしれません。私も息子が検査で別室に連れていかれ泣き声だけが聞こえる外で待たされてる間は不安でしたね。しかも1人っきりで耐える不安。先生や看護師さんに何か言われても頷くしかない自分。子供に何もしてやれない歯痒さ。
通院で済みそうで良かったです。
Posted by at 2009年05月03日 00:35
お子さん二人ともとは・・・大変でしたね。

血小板減少性紫斑病の人はたくさん知ってますが、
10,000/μl以上あれば、普通に生活できるみたいですよ。
※女性の場合は特に出産時に問題がありますが

急性の場合で、小さなお子さんの場合は、
6か月くらいで自然治癒するケースもあるそうです。
早く良くなると良いですね。
Posted by iriekiriek at 2009年05月03日 09:21
はじめまして、コメントありがとうございます。

難病指定されてる病気ですね。
まだ子供ですし、
望みはいくらでもありますね。
はやくよくなると良いですね。
Posted by 猫好きランナー at 2009年05月03日 11:57
ふうちゃんママへ
神様は、時として色々な宿題を授けますよね
でもその人が答えられない宿題を神様は与えないと思います
これからも、二人の笑顔
楽しみに覗かせて貰います(^^)
Posted by うさばば at 2009年05月04日 01:57
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