原爆~63年目の真実より未来の子供達へ★

T&F(ふうちゃんママ)☆

2008年08月03日 02:11

 昨夜TV朝日系で放送されたスペシャルドキュメンタリー「原爆~63年目の真実」★
               
 63年前の夏、広島と長崎に落とされた原爆(きのこ雲)の上と下でいったい何が起こっていたのか・・・?戦争や原爆の記憶が風化されていく中で、被爆体験された最後の生き証人たちが口を開いた驚愕の真実の数々・・・★
 
 先日りゅうと長崎の平和祈念映画を観たこともあって興味を持ち、昨夜はりゅうとパパと一緒に途中まで観てたけど、最初に出てきたのは実際の原爆投下後の様子を撮影したあまりにもリアルな映像・・・★真っ黒焦げになって横たわってるたくさんの遺体や頭蓋骨等もあって、まだ幼いりゅうにはちょっと衝撃的過ぎたかなあ~と心配になって様子を見たら、「これってホントの事なの?すごいね~」とりゅうは驚きながらも興味深くジーッと見つめていた。
 そして爆心地近くで残っていた学校の建物の映像が出てくると、「あっこれこの前の映画にも出てきた同じとこだよ」とか、そこでたくさんの先生や子供達が若くして亡くなった事を知ると「○歳で死んだなんて、ほんのちょっとしか生きれなかったんだね~」等と意外にもしっかりと感想を口にしたので、その成長ぶりにビックリ☆
 戦争を知らない私達が伝えようと思っても、言葉ではなかなかうまく伝えられない戦争や原爆の真実を、こんなふうに映像でわかり易く取り上げてくださるのはとってもありがたく、少しでも子供達の心に何か残って考えてくれたらいいなあ~と願っている・・・☆

 そして私一人つい最後まで観てしまったけど、原爆に翻弄された3人の若者達の人生の再現ドラマ。被爆直後に親を失いながらも笑顔でおやつをもらう子供達・・・。日本での原爆開発の研究者達の苦悩と勉強も出来ずにウランを掘り続けた中学生・・・。原爆投下部隊のパイロットの後悔と自身の被爆体験・・・。実際の被爆体験者やご家族のお話を通じて、たくさんの苦しみや哀しみがあったこと、そして63年経った今もなおそれが続いてることを改めて知った。
 今を生きる人々へ、そして親として21世紀を担う子供達へ語り次いでいかなければならない戦争や原爆の真実・・・そのために私達自身がもっと勉強して正しい知識を学習しなければならない☆