助けられなかった鳩★
今日はみいの皮膚科に行くので夕方いつもよりちょっと早めに家に帰ったら、ビルの階段の隅に一羽の鳩がじっとしていた。
私がすぐ側でポストの郵便物を取って近付いても一歩も動かずに逃げる気配もない。もしかしたら怪我でもして動けないのかなあ〜と思ったけど、パッと見た感じは目立った外傷も見当たらない。
家に戻って準備をして降りてきたらまだ鳩はそこにじっとしていた。おやつのメロンパンをちぎってあげたけど全く動かず食べようともしない。それでもう一度よく見たら右の羽がえらく下がっていて、やっぱり何かおかしい様子★
気になるけどみいを迎えに行って病院行かなきゃいけないから仕方なく後にした。途中でパパに連絡して状況を話して相談したら「区役所かなあ?」と言うけどもう時間外。「鳩は伝染病があるからとりあえず触らないように」との忠告★★私はわかってるけど…「りゅうが危険だ」★★★
りゅうは昔から鳩追い回すの好きだし、お散歩中の犬とか動物をみかけると何でもすぐに触りたがる。だから帰宅して鳩がいたらおそらく触るのは間違いない★それで慌ててみいの病院はお薬だけ貰ってりゅうを迎えに行く事にした。
その前に家に寄って鳩の様子を見たら…さっきはまだ立っていたのにもう倒れてバタンと横たわっていた★やっぱりもうダメかなあ〜(>_<)
近くの動物病院に行こうかとも考えたけど、野生の鳩なんて相手にしてくれないよね…?書き方教室のりゅうを迎えに行き待ってる間に、家から持ち出したタウンページ(電話帳)で動物の相談出来るようなとこを調べた。それで見付けた動物福祉協会と動物園の電話相談にかけたら、どちらももうつながらなかった★でもあのままじゃいけない…それで建物の管理会社に連絡しようかとパパに相談したら、既に連絡してくれてて業者にすぐ対応させますとの事で一安心。
りゅうが終わって帰る前に鳩の話をして触らないように注意したら「知っとうよ、鳥インフルエンザやろ?」…勉強はボーッとしてるのにそんな情報はなぜかよく知ってるりゅう(-_-;)
戻って鳩を見たら、誰かが棒でつついたようでちょっと移動していて、でもやっぱりダメだった★りゅうは真面目な顔で「僕生き物が死んでるとこ初めて見たよ」…これも勉強だね。
そしてしばらくしてパパが下に降りたらもう鳩の姿はなく「多分カラスが持って行ったんだろうなあ〜」★これも自然の摂理とはいえ、無力で何も出来ない自分がとっても悲しかった(>_<)